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| 2002年秋お元気ですか 第18号 2002年10月 |
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看護副部長 諸岡 マスエ
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| 私は40才過ぎてから、車の運転免許をとり、運転歴は17年になります。 |
| 私は運転する時は、車に乗ったらすぐにシートベルトを締めること、職場には30分前 |
| に着くようにゆとりをもって家を出ること、スピードは出し過ぎないように心がけていま |
| した。ところがこの17年間に大きな交通事故に2回遭遇しました。 |
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| 最初の交通事故は、1月末の雪の降った朝のことで、この朝は毎日使用していた |
| 通勤路(吉井から富岡に向かって後賀山名停車場線)ではなく、国道254号線を選び |
| ました。雪が降った後でしたので、国道の方が交通量も多く雪も溶けていて安全だろ |
| うと思ったからでした。ところが実際はアイス板状態で、その時私の車はノーマルタイヤ |
| でしたので、ブレーキを踏まないようにゆっくり運転をしていました。 |
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| ゆるやかな日陰の上り坂にさしかかった時、反対車線を蛇行してくるダンプカーが |
| 私の目に入りました。見る見る間に車線をはみ出し私の車に真正面からぶつかって |
| きました。一瞬私の車が2回、3回とダンプカーに持ち上げられ、宙に舞い上がった |
| 時は、もう駄目かと思いました。でもシートベルトを着用していたため、車外に放り出 |
| されることもなく怪我もかすり傷程度ですみましたが、車はペチャンコになってしまい |
| ました。 |
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| 二度目の事故は、最初の事故から3年後の6月小雨の降る朝の事で、いつもの様 |
| に決まった時間に家を出て、いつもの道を通っていました。途中近道をしようと思い、 |
| 信号機の無い細い道を通っていました。その道はセンターラインのないS字カーブに |
| なっている道で、丁度そこにさしかかった時、反対から来た乗用車が、カーブを曲が |
| りきれず真正面からぶつかってきました。この時の衝撃は強く、顔面を強打された |
| 思いで、その結果は頚椎圧迫骨折で、全治3ヶ月間の重症を負ってしまいました。 |
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| この二つの交通事故の体験から、事故は自分1人が気をつけていて |
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| も全て回避する事は出来ないと思いました。 |
| 最初の事故では雪道の怖さを知り、その後自動車は4輪駆動車にし、 |
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| 冬になると早目にスタットレスタイヤに交換、道路に雪が積もった時は、チェーンを装着する |
| ようにしています。 |
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| 二度目の事故では『急がばまわれ』の諺にもあるように少しの時間をおしまず、狭い |
| 道はさけ信号機のある広い道路を運転するよう心がけています。交通標語に「注意 |
| 一秒・怪我一生」がありますが、交通事故は一寸した不注意が一瞬にして大事故に |
| つながってしまいます。車社会は、便利ですが常に危険と隣り合わせです。 |
| 毎日のように交通事故のニュースが報道されています。常に皆さんで安全運転に心 |
| がけ、事故が少しでも少なくなればと思いつつ今日も車通勤しています。 |
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