トピックス 「歯周病」



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   歯周病


外科医長  高井 良樹

1.乳がんは急激に増加しています
 最近、日本の女性の乳がんが急増しており、女性のガンで最も多くなると予測されています。現在わが国の乳がん発生率は2.5%、およそ40人に1人の割合です。乳がんが増加している原因として、食生活の欧米化、特に動物性脂肪・動物性蛋白の摂りすぎに伴う肥満(特に閉経後)があり、さらに高齢出産、独身などの増加も関与しています。

2.40歳はがん年齢
 40歳以上の方は乳がんの好発年齢に入ります。ピークは45〜49歳ですが、最近では閉経後の乳がんの増加がみられています。

3.早期発見・早期治療でがんはなおる
 現在、残念ながら乳がんを予防する確実な方法はありません。予防法がない以上、乳がんから身を守るための最も有効な方法は早期発見・早期治療ということがいます。早く見つければ乳がんで命を落とすことも、乳房全部を失うこともないのです。


4.乳がん自己検診のすすめ
 こ乳がんは自分で発見できる唯一のがんです。生理が終わって1週間以内の入浴時に石けんをつけて指の滑りをよくし、肋骨の硬さを感じるくらいになぞるように(つままずに)触りましょう。正しい方法で行えば1cmほどのしこりまで十分見つけられます。このとき乳房の変形、乳頭のへこみ・ただれ・湿 疹、乳頭からの分泌物(得に血性の)がないかも確かめましょう。 (トピックス:「乳癌の自己検診してますか」参照)

5.集団検診を利用しましょう
 30歳以上を対象に、自治体の集団検診が行われており、乳がんの早期発 見に役立っています。

6.少しでも異常を感じたら思いきって外科の乳腺専門外来(水曜日)を受診しましょう。
 当院外科の乳腺専門外来では、初診時に触診、乳房レントゲン(マンモグラフィー)、超音波検査(エコー)を行います。ほとんどの場合これらの検査で診断がつきます。乳がんを心配して外来を訪れるひとのうち実際に乳がんであるのは5%程度です。乳房にしこりやしこりら しきもの、何らかの異常をみつけたら、独りで悩んでい ないで、すぐ乳腺外科専門医に相談してください。
◎早期発見・早期治療で乳がんから身を守りましょう。






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